ユーティリティ計測プラットフォーム
水道・ガス・電力メーターと現場センサー——NWM・栄現・星源・思尔捷など実績計装とクラウドダッシュボードを一気通貫で。
水道・ガス・電力のメーターと現場機器は、ベンダーやプロトコルがバラバラになりがちです。現場オペレーターが欲しいのは「もう一つダッシュボード」ではなく、異常の定義、誰が動くか、いつ復旧したかが一本の線でつながる画面です。
この事例は、灌漑・揚水インフラと都市ガス配管を扱う地域向けに、東京スケイルが設計・構築した統合監視プラットフォームの概要です。単一の製品カタログではなく、一つの運用モデルを示すポートフォリオ例として掲載しています。
何をつないでいるか
- 水 — 水位・流量・ポンプ/バルブの遠隔制御、チャネル別のレベル計とエンコーダー
- 電力 — 揚水ポンプ場の三相電力計:電圧・電流・力率・有効/無効エネルギー
- ガス — ガス調整点(GRP)の入出力圧力、設定値の遠隔変更、バルブ開閉状態
- 通信 — MQTTベースのデバイス台帳(7,000台超)、オンライン状態と最終通信時刻
現場のPLCやゲートウェイ、クラウド上の時系列データベース、オペレーター向けWeb UIまでを一つの製品体験にまとめています。
計装ハードウェア(提携メーカー)
現場で実績のあるメーカーから、用途に応じて機器を選定します。下記は実際に組み込む製品例です(各社公式カタログより)。
これらのメーターとバルブは、MQTTゲートウェイ経由でクラウドに接続し、上記のクライアントダッシュボードとデバイス台帳に統合されます。
クライアント向けダッシュボード
同一のWebアプリで、運用全体像・地理配置・ガス調整点・メーター読取・揚水ポンプの現場HMIまでをカバーします。下記は実際のクライアント向け画面です(地域・言語は導入先に合わせてローカライズ可能)。
運用全体像 — デバイス台帳とKPI
地理配置 — 井戸・メーターの現場分布
ガス — 調整点とバルブ
メーター読取 — 日次・月次のエネルギー計量
揚水ポンプ — 配管スキーマと電力計
設計上のこだわり
- 閾値より先にエスカレーション — 「何を異常とみなすか」「誰に通知するか」をダッシュボード設計の前提にする
- 現場と本部で同じ数字 — レポート間隔(10分〜時間単位)とリアルタイム画面の定義を揃える
- 段階的な展開 — ポンプ場1拠点から地域全体のデバイス台帳へ。テンプレート化した画面設計で横展開
製造・インフラ向けのIoT全般については 製造・工場オペレーション もご覧ください。類似の課題(漏洩・ロス・海外拠点の可視化)への応用をお話しできます。